第4代OB会長ご挨拶
里和 永一 (第4代会長)
この度、松原泰男前会長(12期)の後任としてOB会長を務めさせて頂くこととなりました里和永一(14期)です。チロリアンスキークラブ創部初のオール早稲田個人総合優勝の松原さんの後任は、スキーのあまり上手でなかった私にとっては重責ではありますが、精一杯務めさせて頂きますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
私の責務は昨年2023年に60周年を迎えたこの歴史と伝統のあるチロリアンスキークラブOB会の活動を盛り上げていくことと存じます。それに伴い、ここでOB会の成り立ちを再認識し、皆さまに共有したいと存じます。
私が入部した1974年(昭和49年)当時は正式なOB会は存在しませんでしたが、1979年(昭和54年)5月に、当時恒例だった内房岩井浜での新歓合宿で、新入生のY君が急性アルコール中毒で亡くなるという痛ましい事故がありました。この際に、部存続の危機となり、竹尾元OB会長を中心に当時のOBの方達が集まって、現役学生のサポートや部存続にご尽力頂いたのが、現在に至るチロリアンスキークラブOB会の始まりと認識しています。亡くなられたY君もご健在なら今は還暦を過ぎた頃です。
残念ながら新入会員のいないOB会ですが、Y君のためにもOBみんなで仲良く、このチロリアンスキークラブOB会を盛り上げていこうではありませんか。年代を超えた「生涯現役スキーヤー」を目指す楽しいスキー合宿やゴルフ大会、そして恒例のOB総会も実施して参ります。
末筆になりますが、OB会の運営には「チロリアン愛」あふれる皆さまのご協力が欠かせません。校歌の「仰ぐは同じき理想の光」の元、何卒よろしくお願い申し上げます。
里和永一(14期)